コーティングで撥水する仕組み
ボディコーティングを施工すると、見た目がキレイになるだけでなく、撥水効果も期待できます。
これは、コーティング剤の成分であるシリコンオイルに含まれる「撥水基(はっすいき)」のはたらきによるものです。
撥水基は水の分子よりも細かな突起で、これが車のボディ表面に隙間なく整然と並んでいるほど、ボディ表面の撥水効果は高まります。
従来のコーティング剤に使われることが多いシリコンオイル。それに含まれる撥水基は配列が乱雑になっています。
配列が乱雑な撥水基では、撥水性も弱く、耐久性も低くなってしまいます。
一方、RHET.のカーボンナノチューブコーティングは撥水基を多く含んでいるうえ、最適配分できれいに整列させています。
これにより、高次元の撥水性と撥水耐久性を実現しているのです。
ちなみにこの撥水基の働きは、撥水性だけでなくボディ表面の滑り性(スリック性)の向上にもつながっています。
スリック性が高いと、ボディがツルスベの手触りになるだけでなく、ボディ表面の水滴がスムーズに転がり落ちてくれます。
ボディ表面についた水滴をそのままにしておくと、ウォータースポットの原因になってしまいます。
すすぎによってボディに残った水分すべてを拭き取るのは時間がかかってしまいますが、スリック性が高いCNTコーティングなら水が滑り落ちてくれるので、洗車時間を短縮することができるのです。